最近読んだ本。
お分かりになる方もいらっしゃるかもしれませんが、両方とも「星野リゾートの教科書」で星野佳路社長が紹介されている本。まあ教科書です（笑）
「ファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略」は製品サービスのコモディティ化（競合商品が似たようなものになって差別化が難しくなること）をいかに防ぐかについてがテーマ。
「いかに「サービス」を収益化するか」は星野リゾートのスキー場サービスで有名になった「カレーが不味かったら返金します」サービスの元ネタになった一冊。もちろん返金サービスについてだけの本ではありません。
両方とも良著です。著者が実際にサンプルとなっている企業で働いてみたり体当たり取材です（笑）
また以前より僕が言っている海外のビジネス書特有のウィットある表現もあり、楽しんで読めます。思いのほか熱血です（笑）
星野さんの推薦するこれらの本は、今となっては少し古いものもあります。
ですがそれが役に立ったかどうかは、星野リゾートを見ればおわかりになるのではないでしょうか。
星野さんの「本の選び方」こそが参考になると思います。
「星野リゾートの教科書」ではそこを開示していますので、ご興味ある方はそこを見てほしい。
星野さんは本で読んだことを、ご自身の「事業のどこで活用するか」「どう実行するか」をよく考えられています。本の中ではそこも書かれています。
そんなことも踏まえて紹介された本を読むのもまたいいのではないか、そう考えています。
星野さんがおっしゃっていることは、ビジネスや仕事以外でも言えてることじゃないかなとも思っています。
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